ニキビ治療


ニキビの原因とその治療
尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれるニキビの発生には、「皮脂の過剰分泌」・「毛穴のつまり(角栓形成)」・「アクネ菌の増殖」の3つが主に関わっています。
ストレスや生活習慣・睡眠不足・生理周期などによりホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌が過剰となり、表皮の新陳代謝のリズムが崩れてしまうことから、古くなった角質が剥がれ落ちずに毛穴にフタをしてしまいます(角栓形成)。
この角栓によって毛穴から皮脂が出られずにたまってしまう状態を「コメド・面ぽう(白ニキビ)」と呼び、こもった皮脂にニキビ菌が繁殖して炎症を起こすと、赤く痛みを伴った炎症性ニキビになってしまいます。
ニキビの炎症が長く続くと、色素沈着やクレーター状の傷あと(いわゆるアクネスカー)になって残ることがあるので、それを防ぐためにも適切な治療が必要です。
保険治療で広く行われているニキビ菌の殺菌にフォーカスした対処療法では、炎症を一時的に抑える効果はあっても、予防的な効果はほとんど期待できません。
ビタミンAの内服(イソトレチノイン)や外用剤塗布(レチノイン酸クリーム )により、皮脂の分泌を抑えながら、お肌のターンオーバーを正常化して角栓形成を抑制することによってニキビ治療だけに留まらず予防も可能となります。

経口ニキビ治療薬(イソトレチノイン)とは
イソトレチノインは欧米では20年以上前からニキビ治療に用いられてきた古い歴史のあるお薬です。
中等度~重度のニキビ治療に広く用いられ、欧州や米国の治療ガイドラインでは高いレベルで推奨されており、効果が非常に高くリバウンドも起こりにくいことから「ニキビ治療の切り札」とも言われます。
このように海外ではニキビ治療に必要不可欠な薬剤として認知されている反面、日本においては厚生労働省の認可がおりてないために保険が適応されません。(自費診療になります。)
皮脂の分泌を抑えながら 表皮の新陳代謝を活性化させ角栓形成を抑制するので、難治性ニキビに対して非常に高い治療効果が期待できます。
治療開始10日前後に一過性のニキビ増悪(好転反応)が認められることがありますが、その後徐々に症状は改善していきます。個人差はありますが、2か月ほどで新しいニキビが出来なくなります。
こんなお悩みに
重度のニキビ
繰り返しニキビができてなかなか治らない
いろいろな治療を試したが効果がみられない
施術内容
- 治療が受けられない方
- 妊娠中・妊活中・授乳中の方
その他、治療中・お薬服用中の方は医師とご相談ください。
- リスク(副作用)
- 肌の乾燥(特に口周囲) その他まれに アナフィラキシー、抑うつ状態、眼疾患、肝機能障害、腎機能障害、視力障害、胸の圧迫感、息切れ、喘鳴、口渇、発疹、頭痛、吐き気、下痢、嘔吐、脱毛、過度の発汗、関節炎などの報告があります
未承認機器明示
■ 未承認医薬品等であることの明示
この治療で使用されるイソトレチノインは未承認機器・医薬品です。
■ 入手経路等の明示
国内正規販売代理店経由で入手
■ 国内の承認医薬品等の有無の明示
同一の成分や性能を有する国内承認医薬品等はありません。
■ 諸外国における安全性等に係る情報の明示
以下の認証を取得しております。
・FDA(米国食品医薬品局)承認 (レチノイン酸)
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。
症例

※約半年間 毎日経口ニキビ治療薬を服用


※約11か月 毎日経口ニキビ治療薬を服用 他、ホームケアも実施
料金
経口ニキビ治療薬(イソトレチノイン)
1錠 | 550円 |
※料金は税込です
治療が受けられない方
妊娠中・妊活中・授乳中の方
その他、治療中・お薬服用中の方は医師とご相談ください。

メディカルプラス クリニック 新宿